こんにちは。プロクラスのWeb・ホームページ関連講座の講師を担当しております、中山です!
昨今、チャットGPTなどAIによるテクノロジーの進歩が半端ないですね!
とっても便利になる反面、「私の仕事、コンピューターに取られちゃうんじゃ…」と不安になっている方も多いのではないでしょうか。
目次
■AIによりなくなる職業は?
よく言われているのは下記のサイトに載っているようなお仕事です。
WebデザイナーやHTMLコーダーなどのIT系の職業はどうでしょうか。
指示された通りにHTMLやプログラムを組む、という仕事内容であれば、もしかしたらAIが発展したらもう近々失われる可能性があります。
■AIはつまり何をやってくれるの?
AIは膨大な過去のデータの中から統計や成功事例などをピックアップして、【最適と思われる答え】を出しているということになります。
つまり、これまでに情報や事例があるものは手で作るよりも早く確実に作業を完了してくれる可能性があります。
「じゃあ人間は敵わないな…」という気もしますが、AIにも弱点はあります。
■AI時代で生き残るには?
AIの弱点の一つ目は「過去のデータが十分でなかったり、正確で無い場合は間違った答えを出すことがある」という点です。
これは今後の発展でより進化して、情報の正確性が向上する可能性はありますね。
例えば、デバッグや確認作業までしっかりやってくれるようになるとか…
今はまだ道案内のAIすら間違ったところに連れて行ってしまうことがあるようなので、ちゃんと人間が「この方法は正しいかどうか」はしっかり精査する必要がありそうです。
■武器はあなたの個性
二つ目の弱点は、「個人に合わせた答えを出すわけでは無い」というところでしょうか。
「過去に同じような悩みがあった方はこの方法で解決しました」という統計上の答えは出してくれますが、「この人にとってはもう少し違うテイストのデザインの方が喜んでもらえそう」や「解決したいとおっしゃっている問題よりも根本的に別のところを変えてあげたほうが役に立ちそうだぞ!」とか、個人の個性による特別な提案はAIには難しいというシーンは多々出てくるかと思います。
※例えばクライアントの人格すべてをデータにインプットしたらAIで満足度の高い回答を導き出せるのかもしれませんが、現実的ではないですね。(脳にチップを埋め込めばいつかできてしまうのか…?)
思いやりとか洞察力とか、人間としての魅力が試されますね!
デザインはAIでは「どこかで見たことがある過去の誰かが作ったものの詰め合わせ(つまりはパクリ)」を出力してくるということになります。
「なんか面白いの提案してよ!」というワイルド&型破りなお客様は、AIでは満足できない可能性もありますね〜。
お客様に合わせたものを作る、デザイン力や企画力はやはり武器になります。
オリジナルな要素やあえて常識から外したものを作れるなど、真似できないスキルを伸ばしていきましょう。
■AIを使いこなすのもプロの技
HTMLを出力するのはAIがやってくれますが、正確な情報を出力させるためには指示を出す人が正確に指示内容を入力する必要があります。
つまり、誰でもできるかというとそうでもなく、基本的なHTMLの理解などはしておく必要がありそうです。
例え自分が手でキーボードを打つ機会が減るとしても、やはり基本は何よりも大事です。
先ほど記載したとおりAIだって間違うことはあるので、大事なのは理解力と判断力です。AIに負けないようにしないといけませんね。
「AIだって間違うことがある」…
もういよいよ人間と一緒です。AIの良き上司になってあげないといけません!
以上、いかがでしたでしょうか?
私は授業がない時はWEBディレクターとしてのお仕事をしているのですが、今のところAIよりも最適な提案をできる自信があります。
でも誰にでもできる作業とかはAIに任せて手伝ってもらいながら業務効率化はしていきたいですね〜!
皆さんも「自分にしかできないこと」について、是非改めて見直してみましょう!