「ウェブでモノを売る」ためのWeb広告戦略、3つのポイント




こんにちは、プロクラスの中山です。

今日は「ウェブでモノを売る」ための広告・ウェブマーケティング戦略についてのお話です。
広告は皆さんの大切なお金をかけて行うことなので、厳しめに書いていきます!

あなたは、無駄な広告費を垂れ流していませんか?

ウェブ広告の鉄則

ウェブサイトへ集客を行うための広告は、GoogleやYahooなどのリスティング広告、FacebookやInstagram、X、LINEなどのSNS広告、YouTubeへ動画配信を行える広告など、たくさんの種類が存在します。

しかし、どれを使うにしても

①広告の内容がよくないと集客ができない
②広告から誘導するランディングページがよくないとコンバージョン(購入や予約、問い合わせなど)は獲得できない

というポイントは共通しています。

正直、どちらか片方でも良くないまま広告を出し続けている場合は、今すぐ広告は一旦ストップするべきだと思います。
お金は無限に吸い取られていきますが、いくら金額を増やしてもコンバージョンが増えることはありません

広告は出したらすぐに売上があがることは少ないのですが、しばらく出稿してみた結果を計測し、繰り返し改善しながらきちんと運用を行わないと、無駄な出費が増えるだけなのです。

①広告が「良くない」かどうかの判断方法

広告の管理画面で確認して、広告のクリック率が低い場合は、広告の内容に原因がある可能性が高いです。
キャッチフレーズや説明文など、一目で具体的な特徴・メリットを伝えて「このウェブサイトを開いて詳しく見てみよう」と思ってもらえるような文章になっているかチェックしましょう。

自分では気づきにくいこともあるので、できるだけたくさんの人に「広告のプレビュー(サンプル)」などを見てもらって「これでクリックしたくなるかな?」と聞いてみると発見があると思います。ぜひチャレンジしてみましょう!

内容面の「良い」「悪い」について

広告は、その商品に魅力を感じてくれるであろうターゲットに向けて情報発信を行うことになります。

テレビCMであれば商品名を覚えてもらうなどのパターンもあるかと思いますが、ウェブ広告は多くの場合「見込み顧客を獲得する」などをゴールとしているので、ユーザーにその場で何らかクリックなどの行動を起こさせることを目的としていることが多いです。

そのため、「商品の特徴・メリット」や「他社には真似できない強み」「期間限定、今すぐ予約しないといけない理由」など、ターゲットの心に「引っ掛かるもの」を何か用意する必要があります。

「〇〇だから、あなたのお悩みを解決できます」など、思わず詳しく見たくなるような魅力をはっきりと言語化しましょう。

デザイン面の「良い」「悪い」について

これも内容面と同じくですが、「心に引っ掛かるものがある」という点が最も重要です。

本当にデザインの腕がある人は「自然と目がいく」ように魅力的なものを配置することができます。
デザインの力があれば、文章であったり写真であったり、ターゲットが直観的に「素敵だ」と思うようなものを即座に理解させることができます。

もちろん、ある程度デザインの知識はあった方がいいですが、センス以外でも何とかできます。「自然と目がいく」という点が何より重要です。
広告のキャッチフレーズの場合は【期間限定】【今だけ送料無料】など、カッコで囲むなどの方法で目立たせることになります。

バナー画像の場合は、ボタンなどが「大きい」あるいは「色が濃い」というだけでも十分な場合があります。

  • 文字であれば、キャッチフレーズや見出しはしっかり大きく、目立つ色で書く。
  • 写真なら、鮮やかな色合いにしたり大きくレイアウトする。

「キレイなデザイン」でも、これらがなかったら終了です。その広告バナーはただの景色になってしまい、一瞬チラリと見られるだけで永遠にクリックされることはないでしょう。

②ランディングページが「良くない」かどうかの判断方法

Googleアナリティクスで確認して、広告からやってきた人の直帰率が高かったりコンバージョン率が低い場合はランディングページ側が原因です。
※あるいは、後述する3つ目のポイントが原因の場合も…

これらの「良い」「悪い(あるいは、悪いとまでは言わないが良くない)」の基準について、今日は詳しくお話していきたいと思います。

内容面の「良い」「悪い」について

広告から誘導する「ランディングページ(LP)については過去のブログでもご紹介しております。ページの中で、ユーザーの心情をコントロールしながら誘導していくストーリー作りも重要です。

また、広告で表示していた内容とこのページの内容が異なっている場合も離脱が増えますので、注意しましょう。
Google広告でも、ランディングページと広告内容が一致していないと「広告ランク」など評価が下がってしまうのでしっかりチェックするようにしてください!

デザイン面の「良い」「悪い」について

ある人は「キレイすぎるサイトより下手ウマくらいのレベルのサイトの方が効果が高い」と言っていました。

これは「キレイなウェブサイトだと売上が上がらない」のではなく、「キレイなだけのウェブサイトだと売上が上がらない」と言うのが正しい表現ですね。

「オシャレ」で「美しい」デザインを重視しすぎると、統一感がありすぎて「見るべきところが見つからない」という状態になってしまうことがあります。

伝えたいことは、しっかりと目がいくように目立つようにデザインしましょう。
これは広告と同様となります!

もちろん、お客様がお金を払っても良いと思えるだけの安心感を与えられるレベルの「キレイさ」や「読みやすさ」も必要です。

「どのレベルなら安心感があるの?」というラインは表現が難しいですね…

私の場合は、今までアクセス解析を何年も大量にやってきたので、見てきた数値を元に「これを見た人々はこんな反応をするだろう」「このパーツを出した方が直帰率は下がるだろう」などの大体の予想がつきます。モニタの向こう側にいるお客様達が、どのような行動を起こすかが「見える」のです。

しかし、プロのデザイナーでもアクセス解析まで得意な人は滅多にいないですから、よっぽどの実力や経験がある人でないとこのラインは判断ができないと言えます。

「プロの人に作ってもらったウェブサイトなのに全然効果が上がらない…」という人も多いので、お悩みの場合はお気軽に無料相談をご利用くださいね。

③最後に、一番大切な3つめのポイント

そもそも、売っている商品やサービスがよくないとコンバージョンは獲得できない

どんなにいい広告、いいウェブサイトを用意しても、やはり売っているものが良くないとどう頑張ってもうまくいきません。

こればっかりはウェブでは何ともできないので悩ましいです。

例えば、金額が高いものであればそれに見合った価値を感じてもらえない商品であったり、そもそも一般の方が買うには高すぎるものであったりする場合もあります。
購入してくれそうな人の母数が少ないものは、広告のターゲット設定もかなり絞り込んでいく必要があります。

または、オンラインショップなどであれば写真が良くなかったら全然売れなかったり…

食べ物の場合などは特に、ちゃんとしたカメラマンの方に撮ってもらった「美味しそう」な写真が効果を発揮します。
今はスマホで手軽に写真を撮ることができますが、クオリティの高い写真の力は偉大です。

ウェブサイトも広告も魔法ではないので、「作ったら売上が勝手に上がる」「作ったらたくさんの人に見てもらえる」ものではありません

あくまでウェブサイトは「素材の魅力を伝えるもの」であることは忘れないでくださいね。

ウェブ広告やウェブサイト、ホームページのお悩みはお気軽にご相談ください。

プロクラスでは、無料カウンセリングを実施しておりますので、お持ちのホームページやお使いの広告の種類などをご連絡の上、ご相談ください。
一緒に課題点を確認して、改善方法をみつけていきましょう。

これからも、皆さんが自力でウェブマーケティングの力をつけていただけるような情報を発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。