こんにちは、プロクラスの渡辺です。
春の陽気を通り越して日差しが暑い日々が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は数年来ともにしてきた日傘とお別れをしようと考えていた矢先に4月の強風によって雨傘が壊れたので、日傘は買い替えることがかなわずまた一年お付き合いをする決意をしたところです。
さて!世間はばたばたとしていますが、新年度も始まり新たな挑戦を、とプロクラスの授業を受けてくださっている方もいらっしゃいます。
(※現在、PROCLASSの授業はオンラインを中心に行っております。また、プログラミング塾は特定のコースのみオンライン授業を受付しております)
受講してくださっている皆さまをリストにしわかりやすくするためスプレッドシートを使用することが多く、今やなんでもスプレッドシートで管理をしています。Excelと違ってファイルのやり取りが必要ないのがとっても便利なんですよね。
今回は、「スプレッドシートAの情報をスプレッドシートBに表示させる方法」をブログでまとめておきたいと思います!私も忘れるので!
スプレッドシートAを用意します
今回は、簡単に「好きな食べ物」「嫌いな食べ物」「何の感情もない」「極力食べたくないけど食べることは可能」の四種類の項目を作ってみました。
好きな食べ物にあふれているのですごい差ができてしまいました。
さて、ここからスプレッドシートBに「嫌いな食べ物」と「極力食べたくないけど食べることは可能」な情報だけ呼び出したいと思います!
スプレッドシートBをつくる
「えっ??コピーしただけじゃないの??」って思われたかもしれません…。自分でもそう思いますので、解説していきます。
4行目の「嫌いな食べ物」を選択すると入力欄(fxと書いてある横の部分)に「=IMPORTRANGE(“1259amsiVPXFhZqOG9yHBLSMh6VLV3WFyCX3hNILYRjw“,“シート1!B2:B24“)」と記入されています。
これ、いったい何をしているのかというと「1259amsiVPXFhZqOG9yHBLSMh6VLV3WFyCX3hNILYRjwにある、シート1のB列2行目~B列24行目を読み込みます。」ということですね。
黄色い文字(枠)部分
スプレッドシートAのURLの一部です。/d/*************/edit#gid=0の「******」部分ですね!
この部分で「スプレッドシートAですよ」という指定をしてあげます。住所指定みたいなものです。
青い文字(枠)部分
スプレッドシートAのシート名です。シート名を変更した場合は変更した名前にする必要があります。例えば「リスト」にしていたなら、青い文字のところも「リスト」にしておく必要があります。
赤い文字(枠)部分
スプレッドシートAのシート1の「B列2行目~B列24行目」です。B:B(B列~B列)でも大丈夫だと思います!
コピペしてしまったらとっても簡単にできてしまいます!
ただし、この方法はあくまでも「データを表示する」だけなので、デザイン(背景の色とか、列の幅とか)は反映されません。
そこは自力で調整しましょう~!
そもそもこれって何がいいの?
こんな面倒くさいことをしなくてもコピペしたらいいんじゃないの~??って思われるかもしれません…。
でも!この関数で表示したスプレッドシートBは基本的に何もしなくてよくなるんです!
完全な閲覧用、情報を収集するためのスプレッドシートになるということです。
例えば、スプレッドシートAは重要な情報が多すぎて限られた担当者しか確認できない、けれど別の担当者にも必要な情報がある。
というようなとき、この関数を使用してスプレッドシートBを作成すると、「スプレッドシートA」を編集したら「自動的にスプレッドシートBも変更される」というのがとても素晴らしいんです!二度手間が減ればミスも減る!なんてすばらしいんでしょうか…!!
関数って「ああ~面倒くさい」を解決する一つの手法だと私は思っているので、使えるものはどんどん使っちゃいましょう 😉
以上、面倒くさいな~って思ったら調べまくっているうちに関数をめちゃくちゃ使うようになってしまったしがないデザイナーでした! 😳