こんにちは、プロクラスの和方です。
今回は、子供向けのプログラミングスクールを選ぶ際に是非チェックしていただきたいポイント3つをご紹介したいと思います。
最近ではたくさんのプログラミングスクールが開校され、口コミや星などでスクールの評価がたくさん見られるようになりました。
しかし、口コミや星を信用しすぎてスクールを選んでしまうことで、肝心なお子様とスクールの相性が合わず、せっかく入塾したのに「うちの子には合わないから退塾しよう…」といった事になる可能性もゼロではありません。
私がプログラミングスクールの講師として実際に多くのお子様を指導させていただいた経験から、プログラミングスクール選びのポイントまとめてみましたのでご参考いただければと思います!
目次
授業は集団制?or少人数制?
スクールによっては、プログラミングの授業をたくさんの生徒が一斉に行うスタイルと、少人数で個別に行うスタイルがあります。
前者であれば子供どうしの競争・協調意識が生まれやすくなりますが、マイペースなお子様の場合はものたりなかったり、反対についていけなかったりと、モチベーションが下がってしまう要因にもなります。
後者であれば自分のペースで進められることでストレスの少ないプログラミング学習ができ、より深い学びにもつながりますが、競争やコミュニケーションには生まれにくくなるかもしれません。
どちらにもメリット・デメリットはありますので、お子様の性格に合わせ、お子様が気負わず意欲的に取り組めそうなのはどちらなのかを、お子様と相談しながら決めていただくのがいいかと思います。
教材・コースは何種類?
そのスクールで何種類の教材またはコースを扱っているのかもポイントのひとつになります。
これは多ければいいというわけではありませんが、もしそのスクールで扱う教材が1つだけだった場合は少し注意が必要かもしれません。
もし唯一の教材がお子様に合わなかった場合、無理に学習を続けようとするとモチベーションを保つことができず、最悪の場合はプログラミング自体への興味も無くしてしまうかもしれません。
せっかくプログラミングを始めたのに、たまたま最初に触れた教材が原因でプログラミングそのものを嫌いになってしまってはとても残念ですね…。
複数の教材やコースを扱っているスクールであれば、たとえ最初のコースが合わなくてもコース変更しながら別の教材に触れ、そこで興味を持って才能を発揮できるかもしれません。
少し専門的な話になりますが、現在存在するプログラム言語にはとても多くの種類があります。
しかし、基本となるプログラムのルールや根っこの考え方は全て1つなんです。
1つの教材が合わなかったとしても、別の教材でプログラミングが好きになるチャンスはしっかりとありますので、教材の豊富さには注目してみるといいかもしれません。
「ビジュアルプログラミング」(特にScratch)を採用している?
多くの人が、「プログラムって、黒い画面に英語や記号がびっしりとならんでるアレでしょ?」とイメージされるのではないでしょうか?
そんな、見ているだけでも難しそうな文字の羅列を、わかりやすいブロックや色などでにして、わかりやすくしたものが「ビジュアルプログラミング」教材です。
ビジュアルプログラミング教材にはScratch(スクラッチ)やViscuit(ビスケット)、Springin(スプリンギン)などがありますが、その中でも最近ではScratchの見た目を参考にした教材がたくさんリリースされています。
Scratchは登場してから10年以上が経ち、検定なども設けられていることから、教材として使用する際に一定の信頼性があります。
見た目が簡単なので「本格的でなく、実際のプログラムとは違うのでは?」と否定的な意見もありますが、私の経験上小学生などの早い段階で本格的なプログラム言語のような“文字の羅列”にむやみに手を出してしまうと、見た目や操作性に拒否反応が出てしまい、プログラミングをすること自体へのモチベーションが下がってしまうケースが多く見られます。
※ただし年齢が上がるにつれて、そういった文字の羅列にも徐々に抵抗がなくなっていきます。
その分ビジュアルプログラミング教材はプログラミングの基本概念が学べながら、できるだけ直感的に楽しく制作に向き合えるバランスが保たれているため、しっかりと作ることを楽しみながらプログラミングの基礎を学んでいくのに適切な教材だと感じます。
みなさんも、現在気になっているスクールのコースの中にビジュアルプログラミング教材(特にScratch)があるかを一つの基準にしてみてはいかがでしょうか?
さいごに
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介したポイントはプロクラスでお子様に授業をさせていただく中で、どうすれば楽しく効果的に授業を行えるかを試行錯誤しながら、少しずつ変化させていった実績をもとに選んでいます。
「これからお子様をプログラミングスクールに通わせたい」または「違うスクールに通わせることを検討している」といった方は、ぜひ今回ご紹介したポイントもご参考いただければ幸いです。
私が在籍するプロクラスでは、今回ご紹介したようなポイントも授業に取り入れながら、お子様に楽しく効果的にプログラミングを学んでいただけるような環境をご用意しております。
もしご興味を持っていただけましたら、無料体験会も随時行っておりますのでお気軽にご参加くださいね!