こんにちは、お久しぶりのブログ更新で緊張しています。。。プロクラスの飯島です!
今回からは、私が業務上使わない日は無い!と言ってもいいぐらい使っているExcelについて、実際の使い方を交えながら書いていきたいと思います!
初回は、関数を覚えていくなかで初めに躓くであろう、IF関数です!
IF関数とは…?
IF(論理式,値が真の場合,値が偽りの場合)
論理式の結果(真または偽)に応じて、指定された値を返します
Excel上では、こんな説明が出てきました。
なんだか難しそうですが、簡単に言うと「もし~だったら」という条件に対して、条件を満たす場合と満たさない場合とで表示する結果を変えることができる関数です。
基本の使い方
結果を表示したいセルを選択し、直接入力する方法と関数の挿入から進めていく方法があります。下図は関数の挿入から進めていく方法です。
①結果を表示したいセルを選択
②[fx](関数を挿入)をクリック
③関数の一覧より「IF」を選択
④[OK]
IF関数を選択後、空欄にそれぞれ、セルや数式、文字列を指定して組み立てます。
例えば・・・
左図のような表でA1のセルに入っている文字に対して、B1のセルに「〇」であれば「OK」、「×」であれば「NG」としたい場合はB1のセルにIF関数を挿入し、次のように入力します。
論理式(条件)・・・A2=”〇”
値が真の場合(条件を満たす)・・・”OK”
値が偽の場合(条件を満たさない)・・・”NG”
セルに直接入力するならば「=IF(A1=”〇”,”OK”,”NG”)」となります。
※文字列は必ず「”(ダブルクォーテーション)」で囲みましょう。
この場合は、「A1」は「〇」なので結果は「OK」と表示されます。
B1のセルに入力した関数はオートフィルを使えば簡単にコピーできます。
(オートフィルについては今回は割愛させていただきます)
また、条件として数字を使う場合には次のルールも覚えておきましょう。
〇>□ | 〇より□のほうが小さい |
〇<□ | 〇より□のほうが大きい |
〇>=□ | 〇が□以上 |
〇<=□ | 〇が□以下 |
〇=□ | 〇と□は等しい |
〇<>□ | 〇と□は等しくない |
私のよくやる活用法
さて、基本の使い方を理解したら私のよくやる使い方を紹介します。
請求書や見積書での明細欄で・・・
金額の列に(数量×単価)の数式を入力しておけば、自動で計算をしてくれますが、あらかじめ数式を入力しておくと、すべての行に「¥0」と表示されてしまいます。毎回、必要な行だけ数式を入力するのも手間なので、ここで金額の列にIF関数を使用しています。
=IF(数量のセル=””,””,数量のセル×単価のセル)
「””」で空白の意味になります。よって、「もし数量のセルが空白ならば、空白。空白でなければ数量×単価」ということになります。これだったらあらかじめ金額の列に数式を入れておくことができ、見た目もスッキリです!
今回はここまで!
いかがでしたか?基本的な使い方の紹介のみでしたが、Excelで四則演算+IF関数を使えるだけでも使い方の幅が広がると思います。ぜひ活用してみてください!
また、プロクラスではWordとExcelを基礎から学べる授業も行っております。こちらも併せてご覧ください~!
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