【Excel効率化】オートフィルは古い?数式1つで自動入力『スピル機能』




【Excel効率化】オートフィルは古い?数式1つで自動入力「スピル機能」

こんにちは!プロクラスの飯島です。

今回は以前の記事「Excelの使い方をアップデート!作業効率アップ3選」で少しだけお伝えしていた「スピル機能」についてです。

昔からExcelを使っている方にこそ試してほしい、使い方と活用法について紹介していきます!

※スピル機能は、Microsoft 365 または Excel 2021 以降でご利用いただける機能です。


スピル機能とは?

これまでの使い方であれば、一番上のセルに数式を入力して、それを下までドラッグしてコピーする、「オートフィル」だったところを・・・

スピル機能を使うと、たった1つのセルに数式を入れるだけで、必要な範囲に自動で計算結果が表示されます!

数式のコピー漏れや参照ミスの防止はもちろん、あとからデータが増えるような表の作成にもとても便利な機能です。

超簡単!スピルの基本の使い方

たとえば「単価 × 数量 = 合計」を計算する表を作ってみましょう。

【これまでのやり方】

    ①C2のセルに =A2*B2 と入力
    ②C2の右下をダブルクリック(またはドラッグ)して一番下までコピー

【スピルを使ったやり方】

①C2のセルに =A2:A10 * B2:B10 と入力してEnterを押す!

たったこれだけです!

「範囲(A2:A10)」と「範囲(B2:B10)」をそのまま掛け算する数式を1箇所に入力するだけで、C2からC10まで一瞬で結果が表示されます。

スピル機能の使い方

一番実感できる!「データが増える表」での活用法

前回のブログでもお話ししたとおり、スピルは「データがどんどん増えていく表」では、とくに便利な機能です!

例えば、テーブル機能や動的配列と組み合わせることで、「データを1行追加した瞬間に、計算結果も自動で表示される」という状態が作れます。

わざわざ一番下のセルに数式をコピーし直す必要がなくなるため、「うっかり最後の数行だけ計算されていなかった…!」という見落としを防ぐことができます!

知っておきたい!「#スピル!」エラーの対処法

スピルを使っていると、たまに #スピル! というエラーが出ることがあります。

#SPILL! エラーの画面と対処法

▲ 結果を表示したい範囲にデータが残っていると #スピル! エラーが表示されます

これは、「結果を表示したいセルの中に、すでに何か文字や数値が入ってしまってるよ」というエラー表示です。

計算結果が表示される予定の範囲を空欄にしてあげると、正しく表示されるようになります。


まとめ

長年Excelを使っていると「いつもの使い方」になってしまいがちですが、少しだけ新しい機能を取り入れるだけで、日々の作業時間やストレスが劇的に減っていきます。

「今までずっとオートフィルでコピーしていた…」という方は、ぜひ今日から『スピル機能』を試してみてください!