2015年 春の特別講座 キッズゲームプログラミング教室レポート②!




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こんにちは!メンターの渡辺です!
今回は、5月9日に四条烏丸で開催した「春の特別講座 ゲームプログラミング教室第2回目」の様子をお伝できればと思います!
今回もお付き合いください~!

この日はゴールデンウィーク明けの土曜日でしたが、あいにくの曇り空でした…。
今回の授業、実は前回から間が空いてしまいました…。
ですが、嬉しいことに!
前回の授業で、先生や私たちメンターにも慣れてくれたようで「おはようございま~す!」と気さくに教室に入ってきてくれました!
全員がそろったところで早速、2回目の授業の始まりです!

神経衰弱を知る

今回作るゲームは、神経衰弱です!
今回も前回と同じscratchを使って吉田先生が教えてくださいます!

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前回だけでもう覚えてくれたのでしょうか!
席に着くと私たちは何も言っていないのですが、scratchのページを自ら開いて待ってくれていました~!

その前に…神経衰弱のルールをみんなで確認です!
みなさんも一度はしたことがあるのではないでしょうか?
カードを裏向けて並べて、絵をそろえていくゲームですね。多く絵をそろえた人の勝ち。
記憶力を競う単純なカードゲームです。
私もトランプがあればどこでも出来るので手軽で旅行先などでした記憶があります!

人がすると、手軽で簡単にできるゲームもパソコンでゲームをするとなると…?
先生が完成版を見せてくださいました。
簡単そう? 難しそう?
そう質問すると、生徒さんは前回の脱出ゲームの大変さもあり、「う~ん…難しそう~!」「カードが並んでるのを見たときに絶対難しいと思った…」と言っていました。
それには私たちも思わず笑ってしまいました!
実は私たちメンターも授業前に神経衰弱を作ったのですが、本当に難しい!
改めて世間に出ているゲームのすごさがわかりますね~!!

神経衰弱をつくる

神経衰弱を作る

お待たせしました!神経衰弱を作っていきます!
今回も3時間の中で作っていきます!がんばりましょう!

まず、神経衰弱を作る際の手順がいくつかありますので、それを確認です!
この手順が実はとーっても大事なのです!
目的 :神経衰弱を作る
処理①:カードを並べる



処理⑧:カードをシャッフルする
目的のものを作るために必要な処理(動作)を1つ1つ考えていきます。
これをしっかり確認しておくことが大切なんです!

今回はプログラムが複雑で難しいので、最初にカードなど必要なイラストを作って配っています。
でもプログラムだけじゃつまらないので、1組分カードを自分で作りました!
好きな絵を選んで、用意してあったカードを複製して貼り付けていきます。
生徒さんはみんな自分の気に入った絵を探して貼り付けてくれていました!
自分の気に入った絵を探すのはやっぱり楽しそうです!

カードが12枚すべてそろったので、カードを並べていきます!
人がすると一瞬で終わることも、プログラムに位置などを細かく教えていくことが必要です。

これは比較的簡単だったのでしょうか?
すぐに画面いっぱいにカードが並べれるようになりました!
今自分で組んだプログラムでクリックしただけで並んだカードを見ると嬉しくなります!
生徒さんからも小さな声で「おお~!」と聞こえてきたり、笑顔が見れたりしました!

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ここからじみ~な作業が始まります…。
今までと違い、プログラムを1つ組んでもカードは反応しない…。
これの繰り返し、さらにお昼が近いということもあり、少し生徒さんの気持ちがふわふわしていたようです。
この作業は地味なのですが、とっても大切なところなので手を抜くことはできません!
たまに「めんどくさい~!」なんて声も聞こえましたが、このめんどくさいことが大切なのでビシビシ進めていきます!
少し話をしたり、こまめに分からないところがないかを聞きながら進めていました。

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休憩!

さて、ここではたくさん細かいプログラムを組んでいたので、
生徒のみなさんもお疲れモード。

休憩をとることにします!
休憩中、scratchのサイトにある、世界のだれかがscratchで作ったゲームを夢中でしている様子も!
ブロックを崩しながら進むゲームだったのですが、本当に夢中でしていたので、とっても楽しそうでした!
学校の宿題をしている生徒さんもいました!えらい!
ただ、難しいプログラムをして、さらにお昼時ということもあり、おなかがすいてきます。
食べ物はないのですが、少しでも回復してもらおうとコーラを配りました!
短い休憩ですが、リフレッシュできたようです。
休憩前より生徒さんの顔が晴れやかです!

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神経衰弱を作る!②

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休憩が終わってここから最終段階です!
神経衰弱は、そろわなかったときは裏返してもとに戻しますよね?
そろったらその組みを自分の手元に置いていきます。
(今回は絵のほうを表示させたまま、という動作に置き換えました。)
そして、カードゲームで一番大切なこと!
カードをシャッフルして配ることですね!
これをしないとカードゲームはとたんにつまらないものになりますから。
後半はこの大きく分けて3つプログラムを組んでいきます!
これでやっと神経衰弱ゲームらしくなってきます!

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やっと面白い動きが見えてきたからでしょうか?生徒さんは真剣そのもの!
裏返ってくれない、一枚だけ元に戻らない……
いろいろありますが、思う通りに動いてくれないときは、デバッグという作業をして解決していきます。
どこがおかしいのか原因を突き止めて、直して、また試す。
これのくり返しですね。
本当に真剣そのもので、大きな混乱もなく進めていけたように思います。
ただ、変数や乱数などを使ったり、大きいですが複雑なプログラムを組むところでもあります。
生徒さんも、う~~ん?と考え込んだり、うなったりしている様子でした。
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神経衰弱が完成

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さて!今回はカードをシャッフルして配る。という動作を完成させました!
これらがきちんと動いた瞬間、神経衰弱ゲームの完成です!

出来たー…!!という声が聞こえたので思わず拍手をしてしまいました!
それほどに今回の神経衰弱は難しく大変でしたから!
ちゃんと動いていることを確認して、自分で自分の作った神経衰弱をした時は生徒さんみんないい笑顔を見せてくれました!一気に空気が和やかになりました!
今回は地味で面倒な作業が多く、また難しいプログラムも多かったのですが、
その分得た満足感は計り知れません!
私たちメンターも嬉しい気持ちでいっぱいです!

今回はみんなで同じものを作ったので発表をせずに時間いっぱい使って制作していました!
なので今回の授業はここで終わりです。
お疲れさまでした!!

そのあと、すこし生徒さんとおなしする時間をいただきました!

最後に…

今回の神経衰弱、5点満点中何点ですか?
という質問に、4点!5点!と、高い点数で評価してくれました!
私たちも嬉しい限りですし、中盤本当にしんどかったと思うので、ここまで満足してもらえてよかったです!
ご家族やお友達にやってもらって!というと、パソコンを友達が来たときに出さない…という声もありました。
そういう時はscratchに登録したら、自分の作ったゲームのアドレスを送れるそうです!
妹さんや弟さんには前回の脱出ゲームもしてもらったそうなので、神経衰弱もぜひ~!!

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今回の神経衰弱、生徒さんは前回の脱出ゲームで苦戦した記憶があったからかでしょうか。
「難しいと思ってた!」なんて言ってくれていました。
本当に地味で難しかったと思います。
でも生徒さんはめげずに最後までやり遂げてくれました!
今回の感想を聞いているときも、笑顔で話してくれていました!
本当にお疲れさまでした!

次回はブロック崩しを作る予定です。
どんどんゲームらしいゲームになってきました!楽しみですね!
今回の授業内容と次回のご案内はこちらです。

(渡辺)

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