2015年 春の特別講座 キッズゲームプログラミング教室レポート!




こんにちは!4月4日に四条烏丸で開催した、春の特別講座プロクラスキッズのメンターを務めました、渡辺といいます!
第1回目のプロクラスキッズでは、約3時間で簡単な脱出ゲームが作れることが目標でした!
プログラム(ゲームが動く仕掛けを作るもの)でゲームを作っていくのですが、簡単にプログラムが組めるように、先生が丁寧に教えてくれます。また、職業プログラマーやパソコンに詳しいメンターもいます!(みなさんやさしいですよ!)
私のように、プログラムはほとんど初心者でも精一杯生徒さんの補助をさせていただくメンターもいて、気軽に楽しくゲームを作っていけるようにサポートさせていただきました!

そんな今回のプロクラスキッズの様子を、私から見た目線でお伝えできればと思います!よろしければお付き合いください~!

当日は、朝の10時から授業が始まるので、みなさん15分ほど前には教室に来てくれていました!私は教室のあるビルの下でお迎えしていたのですが、楽しそうにお話をしながら来てくださいました!駅から近いので分かりやすかったと思います!
(私は迷いましたが…。サイトにマップがあるので、それを見てやっとたどりつけました!)

この日の生徒さんの内お二人は、2月に開催したプロクラスキッズの無料体験教室に参加してくれていたので、それほど緊張しているようには見えませんでした!
一人初参加のお友達を連れてきてくれたのですが、その子は少し緊張している様子…。お友達同士は、はじめ話しやすいようにと隣に座っていたのですが、画面が見にくいのと少し窮屈だったので、「見にくいから!」と、不安そうな初参加のお友達を置いて、さっと通路を挟んだ隣の席に移動してくれていました!!


(最初は同じ列にみんな座って。)

(窮屈だったので少し離れた席に移動してくれました。)

ちなみにネット回線を使うのですが、wi-fiをつなぐ作業も私たちがお手伝いしますよ!授業が始まる前におしゃべりしながらつないで~準備完了ですね!

Scratchに触る!

そうこうしているうちに授業が始まりました!

授業の内容に進む前に先生を紹介しておきますね!吉田先生です!丁寧に気さくに教えてくれます~!

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(吉田先生です。みんなに出来たか確認してくれています!)

前回来てくれていたK君は、授業で使用するプログラムのScratchを知っているので、椅子ごと移動してお友達に教えてくれたりして、メンターの代わりに気にかけてくれていました!

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(近くによっていろいろ教えてくれるK君)

ここで少し、Scratchの説明をさせていただきます!このScratch、インターネットがつながってさえいれば使えるので、誰でも簡単に始められるんです!
Scratchとは、初心者が最初に正しい構文の書き方を覚えること無く結果を得られるプログラミング言語学習環境である。MITメディアラボが開発し、遊び心のある実験やインタラクティブアニメーション、ゲームなどの製作を通してさらなる学習のやる気を起こさせることを意図している。」(wikiより)
かわいいネコのキャラクターが真っ白な四角の画面にいて、このネコ(他のキャラクターもいます)を見ながら動かしていくので、理解がしやすくなっています。

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(Scratchの操作画面です)

はじめの1時間はこのScratchの基礎を学びました!上の写真のように、真ん中あたりにいくつもあるイベント・動き・見た目…などのブロックを、右にある広いスペースに移動させて、組み合わせていきます。


説明画面(ブロックの使い方)

この組み合わせ方で、ネコが歩いたり、ジャンプしたり、往復したり…歩いてる音が鳴らせたりと、いろいろな動きができるようになるんです!みんな先生の話を聞き、Scratchをワクワクしながら操作している様子でした~!自分で組んだプログラムが動くのはやっぱり楽しいですね!


説明画面(ネコを動かすためには??)

1時間みっちり基礎を勉強したので少し休憩。前回参加者の2人は知っていることなので余裕があったようです。でもずっと座りっぱなしで慣れないことをしているからか、はたまたお昼前だったからか、みんな少しお疲れ気味でした…。が、窓の外から烏丸の町並みを見て少し気分がリフレッシュできたみたいです!


(窓から外をのぞきこんで町並みを見て元気に!)

脱出ゲームを作る!

休憩が終わって、待ちに待った本日のメイン、脱出ゲームを作っていきます!
過去の人気脱出ゲーム、ミステリーハウス(1980年)や、MYST(1993年)を例として脱出ゲームの説明がされます。驚きなのがこの両方のゲーム、今回の生徒さんが生まれるとても前のゲームなんです!驚きですね~!ミステリーハウスは世界初のグラフィックを用いたゲームだというのも驚きです!

説明を聞いていると、とても面白そうで、生徒さんからしきりに、「面白そう!やってみたい!やりたい!」という声が聞こえてきました!確かにすごく面白そうでした!

そんな脱出ゲームを作るための大切な基本的なルールの説明を聞いているときは、みんな真剣に聞いてくれていました。この説明を聞いておかないとゲームにならない!そう思うと真剣になります!

でも、基本的なルールのほかにいざ自分できっかけやストーリーを考えるとなると難しかったようで、なかなかアイディアが浮かばず…先生と一緒に作っていくことに!

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(なかなかアイディアが浮かばない様子…)


説明画面(先生と一緒に作っていきます)

すると、「脱出ゲームには欠かせない、部屋を出るための鍵はどうしようか!どこに隠そう~!」「ダミーのアイテムを置いてみよう!」「ドアじゃなくて窓から脱出でもいいのかな!」とやりたいことが溢れてきたようで、アイディアがたくさん出てきます!!
はじめお友達同士で聞いていたことも、「開けるところを間違えたときにアクションを起こしたい!」など、難しいことは私たちメンターに積極的に質問をしてくれました!
自分で出来そうなところはドンドン組み立てていって、とっても夢中になって作ってくれていました~!自分のアイディアが形になっていくのが見えるのでワクワクしますね!!

私も一緒に分からないところを解決していましたが、成功したときはみんな、「やった!出来た~!」と喜んでくれていたのでとっても嬉しかったです!

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(思いついたアイディアを形にするために真剣な表情)

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(扉を開けたい時はどうしたらいいのか一緒に考えました)

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(とっても真剣にゲームを作ってます!)

自分だけの脱出ゲームを発表する!

2時間ほどかけて作っきた自分の脱出ゲームがやっとできてきたところで、発表です!

前回も参加してくれていた彼女は、プレゼントボックスと小さな扉、クリスマスベルや外に出るためだろうと思わせる扉がある部屋を用意していました!プレゼントボックスに鍵があると思わせて、小さな扉の中に鍵が!ただの扉じゃあなかったんですね~!この鍵をゲットして無事脱出成功です!


(部屋の色もかわいいです!)

彼も前回参加してくれていました!このツリー実は動いてるんです!アニメーションも動かすことが可能なんですよ!部屋の中にはツリーだけじゃなくて、ベルと大量のプレゼントボックス!もうこれはプレゼントボックスに目がいっちゃいますが、これは全部ダミーで脱出の鍵はツリーの中に!無事脱出成功ですね!


(プレゼントボックスがたくさんあります!)

今回初参加の彼は、一見普通のクローゼットと窓とプレゼントボックスとドアのある部屋!ですが探すところを間違えてしまうとゲームオーバーになり雷が落ちてきました!間違えられないドキドキ感も味わえますね!鍵はちゃんとプレゼントボックスの中にあり、無事脱出し「クリア!」の文字が見えると安心しますね~!


(クリアと、ゲームオーバーの文字まで!)

どれも素敵な脱出ゲームが完成しました!!発表するときは緊張している生徒さんもいましたが、説明を始めるとみんな楽しそうに説明をしてくれました~!自分で作ったゲームがちゃんと動くのをみるとうれしくなっちゃいますね!
今回の授業はこれでおしまいです。少し時間が延びてしまったのですが、慣れないことをして疲れながらも、真剣に楽しく脱出ゲームを作ってくれていたと思います!

お疲れさまでした!

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(最後にメンターの渡辺と生徒さんと吉田先生で記念撮影しました!ありがとうございます!)

次は神経衰弱作る予定なので、これも楽しみですね!
今回の授業内容と次回のご案内はこちらです。

(渡辺)

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