子供の論理的思考力はプログラミングで鍛える!「考える力の筋トレ」3つの理由




「うちの子、思いついたことをパッと口にするけれど、順序立てて説明するのが苦手で…」
「宿題の文章題になると、『わからない!』とすぐに投げ出してしまうんです…」

みなさんこんにちは、プロクラスの吉田です。

断言します。論理的思考力は、生まれつきの才能ではありません。筋肉と同じで、正しい方法で繰り返し鍛えれば、どんなお子さまでも育っていく「後天的な力」です。

そして、その筋トレに最適なジムこそがプログラミングだと私は考えています。今回は、プログラミングがなぜ「考える力の筋トレ」になるのか、その理由を3つに整理してお話しします。

【文部科学省も重視】そもそも「プログラミング的思考」とは?

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されたことは、ご存じの方も多いと思います。その狙いはプログラマーの養成ではなく、「プログラミング的思考」を育てることにあります。

文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引」では、プログラミング的思考を、自分が意図する活動を実現するために「どのような動きの組合せが必要か」「どのように改善すれば意図に近づくか」を論理的に考えていく力、と説明しています。少し難しい言葉ですが、要するに「ゴールから逆算して手順を組み立て、うまくいくまで改善する力」のことです。

身近な例で考えてみましょう。「朝、家を出るまでに支度を終える」のも、立派なプログラムです。起きる、顔を洗う、着替える、朝ごはんを食べる…。この順番を入れ替えたり、時間が足りなければ「先に着替えておく」と改善したりする。私たちは毎日、無意識にプログラミング的思考を使っているのです。

これは算数の文章題でも、作文でも、大人の仕事でも使う、まさに思考の基礎体力です。以前の記事「子どもがプログラミングを学ぶと将来有利になる5つの理由」でお伝えした将来の強みも、この基礎体力の上に育っていきます。

論理的思考力は筋トレのように鍛えられることを表すイラスト

理由1【大きな問題を「小さく分解する」習慣がつく】

プログラミングでは、「キャラクターを動かしてゴールさせる」といった課題を、いきなり一発で作ることはできません。「前に進む」「壁が来たら曲がる」「旗に着いたら音を鳴らす」のように、必ず小さな手順に分解します。

実はこの「分解」こそ、論理的思考の第一歩です。筋トレでいえば、何よりも先に身につけるべき正しいフォームにあたります。

教室でも、いきなり完成形を作ろうとして手が止まってしまう子は少なくありません。そんなとき私たちは「まず、最初の1歩だけ動かしてみようか」と声をかけます。すると、さっきまで固まっていた手が動き出すのです。

分解の習慣がついた子は、勉強でも「まず何がわかっていて、次に何を求めるのか」を切り分けられるようになります。「わからない!」と投げ出していた大きな塊が、「これならできる」の集まりに見えてくるのです。

理由2【エラーとやり直しが「考える持久力」を育てる】

プログラムは、まず間違いなく一度では動きません。エラーが出て、原因を探して、直して、また試す。この繰り返しが日常です。

筋肉が適度な負荷によって強くなるように、考える力も「うまくいかない」という負荷によって鍛えられます。プログラミングのエラーは、子どもの心を傷つけない絶妙な負荷なのです。

なぜなら、エラーを告げるのは先生でも親でもなく、コンピューターだからです。誰にも怒られず、何度でもやり直せる。だからこそ子どもたちは失敗を恐れず、「どこが違うんだろう?」と自分から原因を考え始めます。

プログラミングのトライアンドエラーで考える力が育つ循環図

理由3【「なんとなく」が「だから」に変わる】

お子さまに「どうしてそう思ったの?」と聞いて、「なんとなく」と返ってきて心配になったことはありませんか?

プログラミングの世界では、「なんとなく」は一切通用しません。コンピューターは、順序立てて正確に指示したとおりにしか動かないからです。

「このブロックをここに置いたから、キャラクターがジャンプした」。原因と結果をつなげて考える経験を重ねるうちに、子どもの言葉は「なんとなく」から「〜だから、こうなる」へと変わっていきます。実際に教室でも、自分の作品を目を輝かせながら理路整然と説明してくれる子がたくさんいます。

「人に説明できる」ということは、頭の中が整理されている証拠です。これは中学・高校の記述式問題でも、面接や発表の場でも、そのまま生きてくる力です。

自分のプログラムを親に説明する子供のイラスト

【家庭でも教室でも】考える力の筋トレを続けるコツ

ご家庭でできることもあります。たとえばお手伝いのときに「カレーを作る手順を、順番に言ってみて」と声をかけるだけでも、立派な分解のトレーニングになります。

ただし筋トレと同じで、大切なのは「続けること」と「正しいフォーム」です。そばに良いトレーナーがいるかどうかで、成長のスピードは大きく変わります。プロクラスキッズの教室では、講師が一人ひとりの考える過程に寄り添い、答えではなくヒントを渡すことで、自分で考え抜く経験を積んでもらっています。

お子さまがゲーム好きなら、マインクラフトで学ぶ方法もおすすめです。好きなことが入り口なら、筋トレはつらい練習ではなく、夢中になれる遊びになります。

【Q&A】保護者の方からよくいただく2つのご質問

Q1. 何歳から始めるのが良いですか?

文字が読めるようになる年長さん〜小学校低学年であれば、ブロックを組み合わせるビジュアルプログラミングで十分に始められます。プロクラスキッズでは年中さんから通っていただけます。

もちろん「早ければ早いほど良い」というわけではありません。大切なのは、お子さまが「面白そう」と感じたタイミングです。その瞬間こそが、いちばん伸びるスタートラインになります。

Q2. 勉強の時間が減ってしまいませんか?

これもよくいただくご心配です。ただ、筋トレも毎日何時間もやる必要はありませんよね。週に1回、集中して考え抜く時間があれば、思考の基礎体力は着実についていきます。

むしろ「考える力」が育つことで、同じ勉強時間でも理解の深さが変わってきます。遠回りに見えて、実はいちばんの近道だと私たちは考えています。

【まとめ】論理的思考力は、今日から鍛えられる

プログラミングが「考える力の筋トレ」になる理由を3つご紹介しました。分解する習慣、エラーに負けない持久力、そして「だから」で語れる説明力。どれも、これからのAI時代を生きるお子さまの一生の財産になります。

経済産業省の試算では、2030年に最大約79万人のIT人材が不足するとされています。論理的に考えて形にできる子どもたちが、社会からますます求められる時代です。

プロクラスキッズの無料体験会で「考える力の筋トレ」を始めませんか?

プロクラスキッズは、京都発のこどもプログラミング教室です。マインクラフトやスクラッチ、Unity、ロボットなど、年齢や興味に合わせたコースで、年中さんから高校生まで楽しく「考える力」を鍛えられます。

無料体験会は毎月各校で開催しています。「うちの子に合うかしら?」と迷ったら、まずは一度、教室の空気をのぞきに来てください。お子さまの「できた!」の瞬間を、私たちと一緒に見守りましょう。

▶ プロクラスキッズの詳細・無料体験会のお申し込みはこちら