【Illustrator】設定したCMYKの数値が戻ってしまう…




こんにちは、プロクラスの和方です!

ここのところ業務で印刷物を作成する機会が多く頻繁にCMYKでのデータ作成を行っています。
私はIllustratorでデザインを行っているのですが、この度“CMYKで色指定をしたにもかかわらず次に見た時に勝手に数値が変わってしまう”という現象にハマってしまいました。
結論としては解決できたのですが、ネットで検索した内容と比べると少し特殊な事例のような気がしておりこちらに書き残しておきたいと思います。

今回起こった現象

「オブジェクトを再配色」を選択し、任意の色のカラーピッカーを開き色をCMYKの数値で設定したのですが、その中の特定の色だけ設定前の数値に勝手に戻ってしまう(もしくはそもそも変更できていない?)という現象が起こりました。

カラーを設定したけど...

カラーを設定したけど…

もう一度開いた時には戻っている。

もう一度開いた時には戻っている。

「ドキュメントのカラーモード」の指定

「illustrator CMYK 勝手に変わる」などで検索すると、「ドキュメントのカラーモードがCMYKになっていない」という記事が割とヒットするので早速確認してみました。 しかし設定はしっかりCMYKカラーになっているようでした…。

画像2

カラーパネルの設定を変更してみる

どうしたらいいかわからず色々と画面をいじっているとカラーパネルの設定がRGBになっているのを発見! 「もしやこれが原因なのでは?」と早速CMYKに設定してみます。

画像3

この後カラーピッカーで数値を変更しましたが、これも解決には至りませんでした…。

色を設定し直して解決!

最終的に取った方法としては、ダイレクト選択ツールで色を変更したいオブジェクトを選び、そのオブジェクトの塗りを直接変更することで解決されました。
結局とても初歩的な方法でしたがなんとか解決することができて安心しました。

まとめ

結果的に何が原因だったのかは分かりませんが、予想としては該当のオブジェクトをRGBのプロジェクトからコピーしてくるなどどこかのタイミングでプロジェクトとオブジェクトの色の相互性がおかしくなったことによって起こっていたのでは?と勝手に解釈しています。
今後また色がおかしくなることがあれば今回の対応も行なってみようと思います。