パソコンのキーボードの記号について(その1)




プロクラスの國符です。

今回は、タイトルどおりウンチクみたいな話になりますが、

お付き合いいただけると嬉しいです。

みなさん、パソコンの記号を英語で正しく言えるでしょうか?

このマークはどういう意味とかないでしょうか?

今回は、そのあたりを調査してみました。

  • 「!」は、「ビックリマーク」とかも読ばれるほうが、多いのではないのでしょうか。

正式には、「エクスクラメーションマーク」、「感嘆符」とか呼ばれます。

プログラミング言語では、「否定」の意味で、よく使われます。

typescript

var a = true;

if (!a == false) {

  console.log(“実行される”);  // この命令が通る

}

みたいな感じです。

  • 「”」は、「ダブルクォーテーション」と呼ばれます。

プログラミング言語では、「文字列」を表すときに、よく使われます。

  • 「#」は、SNSのハッシュタグでよく使われています。

「ハッシュ」、「ナンバーサイン」と呼ばれます。

日本では、「番号記号」、「井桁(いげた)」とか呼ばれています

こちらの記号は、「♯(シャープ)」とよく間違われる可哀想な記号です。

「ハッシュ」と「シャープ」は、全く別の記号です。

記号の見た目から違いを説明します。

「ハッシュ」の見た目

横線が水平で、縦線が右に少し傾いています

「ハッシュ」の見た目

縦線が垂直で、横線が少し右上がり

「意味」の違いを見てみましょう。

「ハッシュ」は、「もともとは番号の前に置かれ、それに続く数字が番号であることを示す」を意味します

「シャープ」は、「楽譜上で半音あげること」を意味します。音楽のためだけの記号になります

話が飛びますが、電話の自動案内で、窓口を切り替えるのに「シャープをおしてください」と聞いたことはないでしょうか?

あれは、間違いです。

電話機に「シャープ」記号のボタンは、ありません。

あるのは、「ハッシュ」です。

たぶん、間違って広めてしまったので今でも間違った形で使われいます。

「ハッシュ」と「シャープ」の説明はこれで終わりです。

  • つづいては、「$」は、「ドル」です。これは迷うことはないと思います。

PHP言語では、変数名の前につけます。

  • 「%」は、「パーセント」。プログラムでは割り算した余りを計算するときに使います。

例えば、「8 % 3」の結果は、「2」になります。

  • 「&」は、「アンパサンド」よく「アンド」と呼ばれたりしてます。

「〜と…」を意味する記号

C言語などで論理ANDをあらわす

HTMLでは「&」などの実体参照を表す。ブラウザで表示すると「&」が表示される

  • 「’」は、「アポストロフィー」。

プログラミング言語では、「文字列」を表すときに、よく使われます。

  • 「(」、「)」は、「小カッコ」、「丸カッコ」とか呼ばりたりします。

区別するのに頭に「はじめ丸カッコ」「おわり丸カッコ」と「はじめ」か「おわり」をつけたりします。英語では「パーレン(parentheses)」と呼び。「はじめ」は「レフト(left)」、「終わり」は「ライト(right)」と呼ぶみたいです。

「はじめ」と「おわり」の英語読みは、これから紹介する他のカッコ類 {  }  [ ] < > も同じです。

プログラミング言語では、

式をグループ化して演算の優先順位の明示・変更を行うときに用いる

条件文、繰り返し文の判定部分に使われたりする

swift言語では、tupple(タプル)なんかでも使われたりします。

  • 「-」は、「ハイフン」と呼び。プログラムでは、引き算するときは、キーボードでは「マイナス」記号がないので、この記号を使います。

  • 「=」は、「イコール」「等号」と呼びます。プログラムでは、「代入」で使います。

「等しい」は、「==」を使います。

  • 「^」は「ハット」「サーカムフレックス」と呼びます。

C言語において「ビットごとの排他的論理和」の意味します。

  • 「~」は、「チルダ」と呼びます。

UNIX系オペレーティングシステムでは、チルダはホームディレクトリを表す文字として使われる(“~”単体で自身のホームディレクトリ、“~ユーザ名”でそのユーザのホームディレクトリ)

  • 「¥ 」は、「円記号」で 英語キーボードでは「\(バックスラッシュ)」が表示される。

Mac OSでは、「option」キーと該当キーの同時押しで、「¥」と「\」が切り替わる。

ややこしいキーです

まだまだ他にも記号やキーボードの印がありますので、次回のブログで説明したいと思います。