バイブコーディングとは?
アンドレイ・カーパシーさん※の投稿が始まりとされています。
※AI ネイティブの新しいタイプの学校「Eureka Labs」に携わっている。 経歴は、テスラのAI担当ディレクター、OpenAIの創設チームメンバー、スタンフォード大学CS231n/博士課程修了。
There's a new kind of coding I call "vibe coding", where you fully give in to the vibes, embrace exponentials, and forget that the code even exists. It's possible because the LLMs (e.g. Cursor Composer w Sonnet) are getting too good. Also I just talk to Composer with SuperWhisper…
— Andrej Karpathy (@karpathy) February 2, 2025
「バイブコーディング」というのは、AIを使って、「こんな感じの機能が欲しい」とか「この部分をちょっと変えて」のように、ざっくりとしたイメージやお願いをAIに伝えるだけで、AIが勝手にコードを書いてくれる、という新しいプログラミングのやり方です。
AIチャットボットの作り方
仕組みを考える
仕組みを考えることに最も時間を要しました。
0からのスタートなので、恥ずかしながら、完成イメージは全くありませんでした。
まずchatGPTが提案してくれたのは「Chatbase」

すぐ始めたい人向け、簡単にできるサービスとして「Chatbase」を提案してくれましたが、フリープランでは100 message credits/月という上限がありました。
無料で作るならオープンソースのAI
[ユーザー]
↓(質問)
[WebチャットUI] ← Streamlit / Flask
↓
[検索処理] ← LangChain + Chroma
↓
[ローカルAI] ← GPT4All / LLaMa.cpp
↓
[回答表示]
上記の構成で完成を目指しました!
chatGPTに指定した条件は、
- サービスの利用料不要
- ウェブブラウザからユーザーが使用できる
GPT-4oでは、提案した後、それをさらに良くする提案も最後に示してくれます。
ローカルAIツールの選定
GPT4All

AIモデルをディレクトリにダウンロードして使用する手順で断念しました。
AIモデルのダウンロードに試行錯誤する中、気が付けばOllamaを使う方へシフトしていました。
Ollama

Visual Studio Codeのターミナルでgemma3を実行し、質問するところまで進みましたが、一向に回答が返ってきません。
gemma3を実行できているかすら疑わしいです。
新しいチャットでchatGPTに質問してみると、Hugging FaceのライブラリでAIモデルを実行する方へシフトしていきました。
AIに質問する方法
AIが賢いとはいえ、知識の浅い分野だと、質の高い回答を導くのはまだ難しいように感じます。
エラーが発生したら、AIにそのまま送るなど、ひたすらにトライアンドエラーを繰り返していくと、なんとか形になってきます。
「オープンソースのAIを使用」など、一定の具体性のある指定ができる方がAIを導きやすいので、指示出しの技術は必要となりそうです。
AIチャットボットの作成について説明の途中ですが、長くなりましたので、次回に続きを書いていきたいと思います。