お金と価値とITについて




こんにちは。プロクラスの吉田です。

今回は、私がある企業の新入社員研修をさせていただく際に行った時のテーマ
働くことで会社からいただく事になる「お金」についてと、「価値の仕組み」について少しお話したいと思います。

お金クレーネンド

まずはじめに「価値」を知る上で理解していただきたいことがあります。
この質問に答えられますか?

Q1:「お金(貨幣)」とはなんでしょうか?

Q2:「お金(貨幣)」に「価値」はありますか?

答えは後ほどにして、この答えを持ったまま、次を読んでみてください。

■「お金(貨幣)」とは 〜お金の正体〜

世界にお金の無い国は今もわずかに存在するそうですが、もしも今お金の存在がなかったとしたら非常に不便です。

みなさんには当たり前のことだと思いますが、価値のお話しを進める上で、改めてお金についてお話ししたいと思います。少しお付き合いください。

この図を見てください。
※前提として、AさんとBさんがいて、欲しいものの価値が1、欲しく無い価値は0とします。

価値の交換1

この図は、「魚を持っていて」「肉が欲しい」と思うAさんが、「肉を持っていて」「魚が欲しい」と思うBさんと、欲しいものを同じ価値で無事交換できたという図です。(肉や魚の種類や状態は話を単純化するために省いています)

この時、Aさんにとって肉の価値が1とした場合、Bさんにとって魚の価値が1だったから釣り合った価値で交換ができたわけです。

これを「等価交換」といいます。

よかったですね!相手が見つかって。

現実、このケースのように、それぞれが欲しいものを持っていて、それぞれ欲しいものが一致することは難しいものです。
さらにお互いの 欲しい日、欲しい時間、鮮度や種類、大きさなどの条件を入れていくと、さらに一致させる事は尚更困難です。そしてお互いの「交換の意思の有無」も重要な要素です。

次の図を見てください。

等価交換不成立

この図は、Aさんは魚で肉を交換したいのですが、Bさんは魚はいらないケースです。

このケースは等価交換は不成立となります。
肉をもっていても、魚はいらないBさんは魚がいらないので、肉の価値は1だけど魚の価値は0だから交換したくないというわけです。当然ですね。

次の図は、Aさんが魚が珍しいから価値が高いと思っているのですが、Bさんは別に魚は欲しいけど珍しくないと思っている図です。
AさんとBさんの価値観が違うみたいですね。。

等価交換の不成立2

この場合でもやはり等価交換は成立できません。

このように、モノとモノの価値交換では、自由度は低く、思い思いの欲求を満たすことができないのが想像できるのではないでしょうか。

そこで、考えられた価値の代わりとなるものの存在が登場です。そう、「お金(貨幣)」ですね。

お金の価値って

さっきの図のように、価値観が違うのはどうしようもないので話し合ってもらうしかないのですが、下の図のように、価値の象徴となるお金の存在で、肉を交換することができるようになります。

はじめのケースのような「魚がいらない」という理由で等価交換の不成立だった事態を解決してくれるようになりました。

金銭による等価交換の成立

大きな単位から小さい単位まで揃っている「お金(貨幣)」があれば、すぐに肉の価値と同じ分量で交換する事ができてしまうのです。

従って、先ほどの「Q1:」に対して、

A1:「お金(貨幣)」とは価値の代わりとなるもの

というのがその答えです。

しかし、これはあくまでも肉の価値の代わりです。お金だけでは価値はありません。

何故かというと、よく考えてみてください。お金だけを持っていても交換するモノがない限りはただの「物質(紙や銅やアルミ)」でしかないのです。現代では交換するモノがないということはありえないかもしれませんが、実態経済(金融取引でない)の本質は、あくまでも

A2:「価値はモノにあり、お金に価値はなし」

ということなのです。

「いやいや、お金に価値はあるよ!」って思う人もまだいるかもしれませんが、お金の存在を突き詰めると本質的には価値はないんです。ここが分かるか分からないかであなたの人生は大きく変わるかもしれません。。

仕事で「給料が低い!」と思っている方は、まずあなたが「価値を提供できているか」をしっかり考えてください。
価値が提供できている方は、しっかりその価値を提示し、等価交換ができているかを双方で話し合いましょう。
そうでない方は、残念ながら希望のお金とあなたの価値が交換されることはない・・・ということになります。

■モノの価値とは?

お金とビジネスマン

ここからもう少し話を進めます。
では、モノの価値とはなんなのでしょうか。
(ここでのモノとは商品やサービスを指します)

経済のスタートは「人の欲求」から始まります。
すなわち
「①欲求」

【②対象のモノに価値が発生】
 ↓
「③交換取得」
 ↓
「④満足」
の図式です。

ここで注目なのは「【②対象のモノに価値が発生】」というところです。

「欲求」によって、「モノの価値が発生」するワケですね。

世の中の人々が欲しがるモノ = モノに価値が発生

という図式が成り立ちます。

今、世の中の人々(エンドユーザーと呼びます)の人が欲しがるものに価値があると述べましたが、世の中に価値を提供している存在である、あなたが今働いている会社では世の中の人々へどんな商品やサービスを提供しているのでしょうか。

直接エンドユーザーへ商品やサービスを届ける会社ですか?
【あなた
 ↓
(価値)
【あなたの会社

 ↓
(価値)
【エンドユーザー

それとも

エンドユーザーへ商品やサービスを提供する会社に対して、商品やサービスを提供する会社ですか?
【あなた
 ↓
(価値)
【あなたの会社

 ↓
(価値)
【取引先の会社

 ↓
(価値)
【エンドユーザー

 

いずれにしても、前出の話から考えると、企業がお金を得ようとした場合、
共通して、エンドユーザーへ商品やサービスを提供している立場で、エンドユーザーの欲求に対しての価値を提供する必要があるという以下のようなイメージとなります。

【あなた(会社(や取引先)の立場で)
 
↓(価値) ↑(お金)
【エンドユーザー


提供の順序は重要で、はじめに価値をエンドユーザーに提供しなければなりません。
なので、まずはエンドユーザーに価値が提供されることで、

会社(や取引先)
 
①↓(価値ある商品やサービス) ②↑(感謝の気持ち ≒ お金)
【エンドユーザー

との等価交換が行われます。


続いてあなたが会社にエンドユーザーを意識した価値ある労働を行った場合、

【あなた
①↓(価値ある労働) ②↑(感謝の気持ち ≒ お金)
【会社(や取引先)

会社はあなたに等価交換として、それ相応のお金を交換してくれるという図式です。

様々な場面でその価値ある労働の内容は変化するかもしれませんが、通して変わらないのは、エンドユーザーを意識した考えや労働に対してリピードであったり、対価が支払われるのです。

実態経済のこの本質は変わらないものだと思います。

■プロクラスの価値とは

最後になりますが、
私たちプロクラスの価値とはなんなのかを考えてみました。

それは、「この世の中はITの技術や知識によって様々な価値を上げる事ができる」事実をみなさんに知っていただく必要があります。

例えば、ITの技術や知識はどんな価値があるかというと、

    • インターネットを使うと日本全国や世界中の沢山の方に情報を伝える事ができる

    • グラフィックやDTPを使うと、文字だけでは伝わらない事を、直感的により分かりやすく沢山の方に情報を見てもらう事ができる

    • Webサイトの作り方や内容を理解すると、制作会社の見積もりの正当性や内容がわかるようになる

    • Webサイトを作る事ができると、あなたの会社の価値や情報を豊富な表現で沢山の人に伝える事ができる

    • Webサイトを訪れた人はどんな人で、どんな時間に、どのキーワードでどのページに来たが全て分かる

    • プログラミングが理解できると、考えが論理的になり、情報の整理が上手くなる

    • さらにプログラミングが組めると、自分(や会社)が持つアイデアをすぐに形にする事ができる

などなど、あげれば枚挙にいとまがありません。

そんなITの価値を自由に使えるようになる方法を、プロクラスはIT技術に関わることが初めての方にも、分かりやすく理解していただき発見する楽しみを添えて、今のあなたの価値にプラスする事が可能です。

そうすると、あなたの価値に「ITの知識」という価値が芽生え、あなたの会社(や取引先)のエンドユーザーに向けた表現で、さらなる会社の商品やサービスの価値をより分かりやすく、便利に提供できるのではないかと思っています。
もちろん未来の生活に必要な分野なので、知っている、使えることでその人材を企業が欲し、優位になれると信じています。

と、宣伝じみたことはこの辺りにしておいて。。

ITの技術や知識はさておき、まずは、あなたの価値を会社(または取引先)やエンドユーザーに提供できるように是非頑張ってください。

きっと実態経済の本質である「等価交換」が行われるはずです。