子どもの「やる気」はどう引き出す?講師が大切にしている、生徒への向き合い方




こんにちは、プロクラスの和方です!

プログラミング講師をしていると、「子どものモチベーションをどう維持するか」という話になることがよくあります。

プログラミングが大好きで、自分からどんどん挑戦できる子もいます。一方で、考えること自体が苦手だったり、「早く答えを知りたい」と感じたりする子もいます。

同じ教室に通っていても、興味を持つポイントや成長するスピードは一人ひとり違います。

だから私は、どんな子にも当てはまる「完璧なカリキュラム」は存在しないと思っています。

大切なのは、その子に合わせて講師がどう関わるか。そして、「できない」を「やってみよう」に変えるサポートができるかどうかだと考えています。

子どものやる気は、教材だけでは生まれない

「面白い教材を用意すれば、子どもは自然と夢中になる。」

もちろん、教材の内容は大切です。

しかし、どれだけ工夫された問題でも、ある子にとっては簡単でも、別の子にとっては大きな壁になることがあります。

特にプログラミングは、学習が進むほど考えることが増えていきます。

最初はキャラクターを動かすだけだったものが、条件分岐、変数、繰り返し処理など、少しずつ複雑な考え方が必要になります。

その壁にぶつかったとき、子どもが「もう無理」と感じるのか、「もう少し試してみよう」と思えるのか。

そこには、講師の関わり方が大きく影響します。

難しい問題は、小さく分けることで前に進める

プログラミングでは、レベルが上がるほど一つの作品を作るために考えることが増えていきます。

ゲームを作る場合でも、

「キャラクターを動かす」

「敵を出現させる」

「得点を表示する」

「クリア条件を設定する」

など、たくさんの小さな課題が組み合わさっています。

しかし、子どもから見ると、それが一つの大きな壁に見えてしまうことがあります。

そんなときに大切なのが、問題を細かく分解することです。

「まずはキャラクターだけ動かしてみよう。」

「次は敵を出すところまでやってみよう。」

一つずつ達成できるサイズまで小さくすることで、「自分にもできそう」という感覚を取り戻すことができます。

講師の役割は、答えを教えることではありません。

子ども自身が考え続けられるところまで、道を整理してあげることだと思っています。

「できない」ではなく「前よりできる」に気づかせる

もう一つ、私たちが大切にしているのが、子どもへの声かけです。

プログラミング学習では、子どもたちは常に少しだけ難しい課題に挑戦しています。

つまり、毎回「今の自分では少し難しいこと」と向き合っている状態です。

そのため、「自分にはできないのではないか」と感じてしまう瞬間もあります。

そんなときは、今の課題だけを見るのではなく、少し前の自分を振り返ります。

「最初は変数が難しかったけど、今は使えるようになったね。」

「前は一緒に作っていたけど、今は自分で考えて作れているね。」

子どもは、自分自身の成長に気づいていないことがあります。

だからこそ、講師が成長した部分を見つけて伝えることが大切です。

やる気を無理に引き出すのではなく、なくさない工夫をする

「どうすれば子どものやる気を引き出せますか?」

保護者の方から、よくいただく質問です。

でも私は、やる気は外から無理に作るものではないと思っています。

子どもは本来、「できた」「分かった」という瞬間が好きです。

大切なのは、その気持ちを失わない環境を作ることです。

難しすぎて止まってしまったら、一歩小さくする。

成長が見えなくなったら、少し前を振り返る。

その積み重ねが、次の挑戦への力になります。

一人ひとりに合わせたサポートが、成長につながる

プログラミング教室では、全員が同じスピードで進む必要はありません。

すぐに答えへたどり着く子もいれば、時間をかけながら自分の力で答えを見つける子もいます。

どちらが良いということではありません。

大切なのは、その子が「自分で考えて進めた」という経験を積むことです。

教材やカリキュラムだけではなく、目の前の子どもの様子を見ながら柔軟に関わること。

それが、プログラミング教室で講師ができる一番大切なサポートだと考えています。


最後までお読みいただきありがとうございます。

今回はプロクラスキッズの指導において、普段講師がどのように生徒と関わっているかをざっくりと書かせていただきました。

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