プロクラスキッズ わくわくプログラミング教室レポート

小学生でもできる<br>プログラミング無料体験!

昨年の8月に京都で開催し好評いただいたプロクラスのキッズ向けワークショップを今年は、東京(1月24日 会場:株式会社プラネットジー)と京都(2月21日 会場:プロクラス)で開催しました。
今回は、前回に引き続き「スクラッチ」の紹介、使い方からはじまり、実際のプログラムを講師が作成した課題を使って構築していく内容で3時間の講座でした。

プログラミングワークショップを体験

わくわくプログラミング教室東京編

東京の渋谷で実施した、プロクラスキッズ東京の様子をお伝えします。
東京では初めて開催した無料の「プロクラスキッズ わくわくプログラミング教室」。おかげさまで大盛況で終了いたしました。

元タイトーの笠間信一郎講師から冒頭にプログラミングとは、大人になってプログラムの論理的な考え方がとても重要だったというエピソードを面白おかしくお話しいただき、それがアイスブレイクとなってワークショップが始まりました。

まず子供達には、プログラムとはどういうことなのかをイメージで理解してもらい、作る前の準備として、「目的を設定」した上で、「作る順序を考える」こと、そしてプログラミングを行い、試行錯誤しながら完成させることを体験してもらいました。
みんなとても集中して、夢中で考えながら、動かして、自分の考えが正しいかをトライアンドエラーしながら実施していました。
付添いのお父さんお母さんは子供達の考えや学習スピードに驚いていらっしゃいました。
子供の吸収力はやはりすごい。

中には小学校1年生の男の子が来てくれていたのですが、このようなプログラミング教室には何度も行っているとのことで、 どんどん意欲的にコンピューターへ命令を与えている様子は、とても1年生とは思えませんでした。

プログラミング体験風景

今回の体験では、『プログラミングでは自分でも命令を与えることで、いろいろなことができるんだ!』と体感してもらえるために、あらかじめ目的を決めたさまざまな命令を試してもらう9つの課題に挑戦してもらい、プログラミングって自分でもできる!考えることって楽しい!と感じてもらえるのが目的です。

目的は達成でき、みんなとても楽しく、有意義な時間を過ごしてくれた様子でした。
最後には、日常的な生活でのプログラミングの考え方を理解してもらいました。
『「信号のある道を渡ること」をプログラミングしたら?』
をみんなで考えて、一つ一つのことを人間は判断して生活しているんだということを学び終了しました。
あっという間の3時間でした。

みなさん大変お疲れ様でした。またこのようなコンピューターに触れ、プログラミングを通じて、自分で考えること、どんな順番で動くのが効率がいいのかを考える機会を体験していただけるよう実施したいと思います。
(吉田)

プログラミング体験中1

プログラミング体験中2

プログラミング体験中3

プログラミング体験中4

プログラミング体験中5

プログラミング体験中6

わくわくプログラミング教室京都編

開催日の当日は、かなり寒い日でしたが、熱い期待を胸に5名のキッズが参加しました。
はじめてスクラッチを体験するキッズがほとんどですが、講師の説明がはじまるとネコのキャラクターの可愛さも相まって違和感なく、スプライトのネコを動かして学んでいきます。じっとしていたネコが自分のプログラムで動き出すとキッズの目が輝きだします。

前回もそうでしたが、はじめは固い表情で講師の話を聞いていた子供たちもいざスクラッチを使い始めるとだんだん作業に没頭していく様子が興味深いですね。 普段ゲームを楽しんでいるA君は、もう画面から目が離せなくなって、音を出したりいろいろ試そうとしていました。
今回、小学校2年生のS君もキーボードの操作を覚えると講師の話が待ち遠しくなって少し手持ちぶたさになるくらいに習得が早いキッズでした。

プログラミング体験風景

また、付き添いのお父さんお母さんとキッズのコミュニケーションを見ているとお父さんがとても熱心で、キッズと友達のように接してあれこれスクラッチの操作について会話していくのが楽しそうでした。

課題に挑戦!

講師から出された課題は、サッカーのPK戦のゲーム。キーパーやキッカーをオリジナルで作成し、ボールのスピード調節やゴールした時、キーパーが止めた時などを判定表示するゲームですが、当たり判定などプログラミングの基本要素が学べる課題です。
キッズたちは、キーパーが大きすぎてほとんどゴールできなかったり、ボールをゴール付近で止めるにはどうしたらよいかなど、実際の動きを確認すると何をすればよいのか疑問を考えることで一づずつ課題をクリアしていきます。そして、ボールは転がるので回転しないとおかしいなど、講師は教えていないことまで自分から進めるようになっていくのです。

最後に自分で作った作品を前で発表しました。それぞれのどこに工夫をこらしたかなど説明しワークショップは終わりました。

プログラミング体験中1

プログラミング体験中2

プログラミング体験中3

プログラミング体験中4

プログラミング体験中5

プログラミング体験中6

ワークショップを終えて

3時間の予定を少しオーバーしてしまいましたが、参加者の方の中には「次もぜひ参加したいげどテストと重なってる・・・」と残念がる声もありました。
ワークショップを終えて感じるのは、教材として使っている「スクラッチ」は、はじめてプログラムを体験する人向けにつくられており、多くの体験者が違和感や不安をかかえることなく自然にプログラミングの世界にはいっていくことができる秀逸なプログラミングツールということでした。そして、参加者はプロクラスの主旨の柱である「論理的な思考力」や「順序立てて問題を解決する能力」を実際に体験することができる有意義な時間を作れた事です。

これからも、開催いたしますので今回参加できなかった方もぜひ、次回は体験してほしいですね。
(芦田)

スクラッチを使ってプログラミングを学びました!

スクラッチとは、専門用語のプログラミング構文を覚えることなく、初心者や子供でもプログラミングの考え方を学ぶことが出来るプログラミング言語学習環境です。

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今日学んだポイント

今日のワークショップでは、以下の6つのポイントを学びました。どれもプログラムをするときに大切な内容ですので忘れずに!

プログラムとはやりたい内容の手順のこと!

やりたい内容を決めることからはじまる!

手順をよく考えて(設計して)からつくるのが大切!

1つ1つ動きを確認してから進めよう!

すべて小さなプログラムの集まりからできている!

まちがえて理解しよう、失敗はこわくない!

保護者の方の声

保護者の方からは、こんな感想をいただきました。皆さん満足していだだいたようでスタッフもうれしい限りです。

感想

Sさん(東京):個別にじっくり教えていただき、とても楽しむことができました。ありがとうございました。
Yさん(東京)普段親が教えられない部分をプログラムを通して教えていただけたことがとても良かったです。
Kさん(京都):スクラッチの使い方が面白かった。ぜひ、次回も参加したいです。
Sさん(京都):使った時に完成したことがわかりよかった。プログラミングに興味が持てました。